◆ STILは他の言語と何が違う
◇ STILは「記述の自由度が高い」
STILは波形タイプを自由に定義できる
- 既存のテストデータ記述言語の中には使用できる波形タイプが固定されているものがある
→仕様拡張が必要
- STILでは使用したい波形タイプをユーザが自由に定義できる
- 例えば、下図の波形タイプ(ダブルクロックとダブルストローブ波形)が実現できる
- 1つのサイクル内で片方のダブルクロックを入力、または1つのサイクル内で2つの異なる期待値での観測を行なう制御が容易に行なえる
- ユーザの要求する波形タイプが使用できればテスト時間も短縮できる
- テスタ(ATE)の機能を十分に利用できる
STILはテストパターンをイベント記述で表現できる
図:イベント記述形式のよるテストパターン例
STILは業界標準のテスト言語
今後のテストデータの業界標準言語としての利用が期待される
- ATPGメーカーのSTIL出力サポート
- STILで動作するテスタ
- 半導体メーカのサポート