Solstice
プレシリコン・パタン検証ツールで、設計者とテストエンジニアが同じ環境下で作業できます
SCANやファンクションパタン(ATPG, BIST, STIL, WGL, 各種ATEプラットフォーム, IPコアベンダー)を、設計者のDUTモデルで、検証することができます。 初期段階で問題を抽出することによって、多大なコストをかけずに解決することができます。
共通の問題
- パタン変換やパタン統合することによって、設計者が当初想定していることから変更されてしまう
- 設計者チームは、パタン品質のフィードバックを待つか、テスト技術者チームに依存しなければならない
- 設計者とテストエンジニアの不正確なコミュニケーションに起因して、開発サイクルが長くなる
- パタンデバッグ時に、設計とテストのデータ相関をとることが自動化されていない
- サイクルベースのパターンを印加するとDUTが誤った動作をする
- ATE間の変換誤差がある 等
Solsticeは環境を変えます
Solsticeは、設計とテストの相互作用の方法を変更します。設計者チームは、自身のテストプラットフォームを生成、検証でき、Solsticeの検証済みシミュレーションフローを再利用することができます。実行可能なフローダイアグラムで、パターン変換や特定ATEのパタンを設計シミュレーション環境で検証できます。テストエンジニアは、実際のデバイスが無い段階でテストパターンの検証を開始できます。問題のレポートや画面のスクリーンショットを送らなくても、テスト・エンジニアチームは、フェイル箇所と原因を設計者と共有することができ、設計者は同じシミュレーション環境下で問題点を再現することができます。
オンザフライ故障解析
主要な論理シミュレータとのSolsticeのシームレス・インテグレーションは、ATEパターンの期待値と、DUTの間の相違を即時表示します。Solsticeの強力なグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)は、デザイン・タイムスタンプ対テスター・サイクルのストローブ配置とタイプ(エッジ、または、ウィンドウ)(フェイルの性質)と相関関係を表示します。
故障情報のログは、カスタムメイドのシミュレーション環境でも、後処理目的で利用可能です。エラー・ログファイルをSolsticeの波形エディタにドラッグ&ドロップします。
EDAのエラーフォーマット(シミュレータ、または、ATPGツールから)とSTDF(ATE標準データ・フェイル・フォーマット)を、サポートします。