モバイル、IoT、車載システム設計のためのセンサーインターフェース
MIPI® I3C℠は、センサーなどの周辺機器をマイクロコントローラーやアプリケーション・プロセッサーに相互接続するためのバス・インターフェースです。数十年前に開発されたI2CおよびSPIインターフェースをベースに、MIPI I3Cは、標準的なCMOS技術を用いて製造された、低消費電力で統一された最新のインターフェースを提供します。2線式バスを採用し、10Mbps以上の転送速度をサポートし、ダイナミックマスター定義やダイナミックアドレッシングなどのユニークな機能を備えています。
I3Cでは、より高いレベルの性能を実現することができますが、そのためには設計や検証に新たな課題があります。例えば、高い動作速度を実現するためには、テストツールがナノ秒単位のタイミング分解能を達成する必要がありますが、大量に導入する場合にはコスト面での負担が大きくなります。さらに、バスの動的な性質により、関連するステートマシンが非常に複雑になるため、完全なハードウェアベースのテストツールが必要になります。これらの課題を解決するためには、Introspect Technology社が提供するI3Cの設計およびテスト機器が最適です
SV4E-I3C
SV4E-I3Cは、4レーン、33 MbpsのI3Cプロトコル・アナライザ／エクセサイザです。SV4E-I3Cは、メイン・マスター、セカンダリ・マスター、I3Cスレーブなど、あらゆるターゲット・システムに接続することができます。SV4E-I3Cは、5nsのタイミング分解能で高精度のタイミング操作が可能で、トレースリンクのデバッグ用に1GByteのベクトルメモリを備えています。本モジュールは、汎用性の高いIntrospect ESPソフトウェア環境で動作し、これまでにない使いやすさと完全な自動化を実現しています。
PV1 ユニバーサル・アクティブ・プローブ
PV1は、高速バスの汎用プロービングに最適なユニバーサル・アクティブ・プローブです。オシロスコープ、プロトコル・アナライザー、スペクトラム・アナライザー、ロジック・バス・アナライザーなど、あらゆるサードパーティ製の計測機器と組み合わせて使用することができます。
