低速コンポーネントを管理するプロトコル層
MIPI®アライアンスは、高速インターフェース仕様をサポートするために、低速コンポーネントを制御・管理するためのプロトコル層のグループを作成しました。これらのプロトコル層の規格は、MIPI Control and Dataファミリーの仕様としてまとめられています。これらの規格で定義されたコンポーネントの例としては、スマートフォンに搭載されている各種センサーや、音声処理に関連する各種コンポーネントなどが挙げられます。これらの部品を制御するための標準プロトコルを定義することで、市場投入までの時間を短縮し、製品の堅牢性を高めることができます。なぜなら、これらのプロトコルの開発をサポートするために、IPプロバイダー、シミュレーションベンダー、テスト・計測メーカーのエコシステム全体が存在するからです。
Introspect Technology社のEシリーズのモジュールとプローブは、MIPIアライアンスで定義されているような制御およびデータ・インターフェースの設計とデバッグに最適です。
SV4E-I3C
SV4E-I3Cは、4レーン、33 MbpsのI3Cプロトコル・アナライザ／エクセサイザです。SV4E-I3Cは、メイン・マスター、セカンダリ・マスター、I3Cスレーブなど、あらゆるターゲット・システムに接続することができます。SV4E-I3Cは、5nsのタイミング分解能で高精度のタイミング操作が可能で、トレースリンクのデバッグ用に1GByteのベクトルメモリを備えています。本モジュールは、汎用性の高いIntrospect ESPソフトウェア環境で動作し、これまでにない使いやすさと完全な自動化を実現しています。
PV1 ユニバーサル・アクティブ・プローブ
PV1は、高速バスの汎用プロービングに最適なユニバーサル・アクティブ・プローブです。オシロスコープ、プロトコル・アナライザー、スペクトラム・アナライザー、ロジック・バス・アナライザーなど、あらゆるサードパーティ製の計測機器と組み合わせて使用することができます。
