プレスリリース

Introspect Technology社、新しいリファレンス・ターミネーション・ボードの導入により、MIPIアライアンスのC-PHY規格のテスト・カバレッジを拡大

CRTBリファレンスターミネーションボードは、MIPI C-PHY規格のバージョン1.2および2.0で定義されたシンボルレートでの信号の測定と校正を可能にします

2019年10月18日、台湾・台北市 – 高速デジタルアプリケーション用のテストおよび計測ツールのリーディングカンパニーであるIntrospect Technology社は、本日、この高速インターフェース規格のバージョン1.2およびバージョン2.0をサポートする新しいMIPI Alliance® C-PHYSMリファレンスターミネーションボードをリリースしました。MIPI C-PHY規格は、物理層の規格で、携帯端末やバッテリー駆動のセンサーを多用するAR(拡張現実)アーキテクチャ内に見られるような、制約のある伝送チャネルにおいて、大幅な帯域幅の向上を可能にします。革新的なシグナリングおよびエンコーディング技術に基づくC-PHYデバイスは、測定時に慎重な固定を必要とするため、CRTBのようなリファレンス・ターミネーション・ボード(RTB)が有効となります。RTBは、有効なMIPI C-PHY高速信号を受信すると、低インピーダンスのフローティング終端負荷を動作させ、被測定機器が低電力モードに入ると自動的に解除します。これらの動作により、RTBは、現実的なシステムレベルの負荷条件でデバイスのトランスミッターを測定するだけでなく、レシーバーのストレス・アイのテストや特性評価に使用されるパターン・ジェネレーターの信号を校正するためにも不可欠なものとなっています。

 

CRTB MIPI C-PHYリファレンスターミネーションボードは、以下のような主な特徴を備えています。

  • パラレル・テスト・アプリケーションのための3つの同時C-PHYトリオ
  • ラボ機器への取り付けに便利なUSB給電ソリューション
  • 低電力(LP)信号の検出しきい値を高解像度のデジタルで制御し、正確で再現性のある性能を実現
  • すべての信号条件で終端モードを監視するためのビジュアルインジケータ
  • 自動終端モードと手動終端モードを選択できるシンプルなユーザーインターフェース。両方のモードは、MIPI C-PHY信号の様々な動作条件をテストするために必要です。
  • 最高のデータ・レートをサポートするために、シグナル・インテグリティが最適化されたトレースとターミネーション・スイッチ。

CRTB MIPI C-PHYリファレンス・ターミネーション・ボードは、Introspect Technology社から本日発売されます。CRTB MIPI C-PHYリファレンス・ターミネーション・ボードは、Introspect Technology社から発売されます。

関連記事

  1. Introspect Technology、I3C PurVue…
  2. Introspect Technology、DisplayPor…
  3. Introspect Technology社、世界初のMIPI …
  4. イントロスペクト・テクノロジー、世界初のMIPI D-PHY v…
  5. Introspect Technology社が世界初のMIPI …
  6. Introspect Technology社、業界初のSLVS-…
  7. CSI-2イメージセンサ用MIPI C-PHYおよびD-PHYフ…
  8. Introspect Technology、LPDDR5およびL…

製品ニュース

ビデオ記事

PV2 ユニバーサル・アクティブ・プローブ

PV2ユニバーサル・アクティブ・プローブは、8 GHzの帯域幅で低電圧の高速信号を伝送する高速リンク用の信号測定ソリューションです。PV2ユニバーサル・アクティブ・プローブは、完全にプロプライエタリな測定器インターフェースを提供することで、回路負荷を最小限に抑え、シグナルインテグリティを維持しながら、被試験デバイス(DUT)にさまざまな測定器を容易に取り付けることができます。

SV5C-DPTXCPTX

SV5C-DPTXCPTXコンボMIPI D-PHY/C-PHYジェネレータは、MIPI D-PHYおよびC-PHYのレシーバ・ポートの特性評価と検証を可能にする、超ポータブルで高性能な装置です。

SV5C-DPRXCPRX

最大8.5Gbps(D-PHY)および6.5Gsps(C-PHY)で動作し、アナログ信号測定機能と洗練されたキャプチャおよび比較モードを組み合わせて、完全なMIPIパケット解析を実現します。

おすすめ記事

  1. Pinetree™

プレスリリース

PAGE TOP